心地よい家とは

〜理想×現実で住みやすさを追求〜

「住宅専門の雑誌やWEBサイトを見ていると、理想がふくらみますよね。でも、思い描く家が本当に住みやすいか考えたことはありますか?立地条件、ライフスタイル、家族構成などポイントを押さえた計画が必要です。

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「窓が大きくて明るい家がいい!」、これは多くのお客様が希望されること。あたたかい日差しがたくさん入るリビングで、子どもたちと遊んだり、ひなたぼっこをしながらくつろいだり…。幸せな風景が目に浮かびますよね。しかし、土地の面積が小さく隣家や道路に密接していたり、車通りが多い場所だと、せっかく大きく窓をとってもカーテンを閉めがちに。住宅が密集していない郊外でも、向きによっては人の家から丸見えになってしまいます。

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大きい窓が難しい場合は、吹き抜けを作ると窓が小さくても室内が明るくなり、広々とした印象に。「吹き抜けは寒い」という意見もありますが、それはひと昔前のこと。高い断熱性を確保し、24時間換気システムを導入していれば冷暖房を効率良く使えます。もちろん、大きな窓をとる方がメリットが大きい場合もあるので、建築会社とじっくり相談して、立地条件や生活スタイルに合わせて計画しましょう。天窓も要望が多いのですが、掃除しにくいのがデメリット。夏は日差しが容赦なく降り注いで暑くて眩しいという問題も。

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普段使いの車のスペースに加え、近くに住む親御さんのために1台、さらに来客用にもう1台…と車庫をたくさん取ろうとする方も少なくありません。敷地に余裕があればいいのですが、住居や庭のスペースを犠牲にしてまで必要か、考えた方がいいでしょう。限られた土地と予算を有効に使える方法を、建築士と一緒に探していきましょう。