「近居」で快適ディスタンス
〜適度な距離で助け合おう〜
おじいちゃん・おばあちゃんに子育てを手伝ってもらうなら、同居も良いですが「近居」もオススメ。お互いのライフスタイルを尊重しながら助け合って暮らせますよ。
COLUMN02
車社会の山陰で近居するなら、駐車スペースにゆとりを持つと良いでしょう。通勤などに毎日使う車の台数と、プラスもう1台分スペースを作れば行き来が気軽にできます。「習い事の送迎をおじいちゃんにしてもらいたい」「残業で遅くなりそうだから、おばあちゃんに保育園のお迎えと夕食をお願いしたい」「野菜をたくさんもらったからおすそ分けしたい」…。子世帯はもちろん、親世帯もカーポートを増設しておくと、行き来しやすくなりますよ。
COLUMN03
山陰では、親世帯と同じ敷地に子世帯が新築住宅を建てる〝敷地内同居〟も多いです。気配を感じられるように子世帯のリビングルームを親世帯から見えるようにしたり、物干し場のようなプライバシーを守りたいエリアは互いの家から見えないように配置する、生活音が漏れないように防音性を高めるなど、ちょっとした工夫で、心地よい関係性を保てます。建築士と相談しながら、ライフスタイルに合った住まいにして行きましょう。